佐渡さんとベルリンフィル [ホームシアター]
昨夜久しぶりに居間のホームシアターシステムに火を入れて、BSプレミアムで放映した佐渡裕指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団定期演奏会を聴いた。前振りのドキュメンタリーでリハーサルの様子も観た。佐渡さんがリハーサルをやっていた頃、私は隣のビルからコンサートホールを眺めていた。そこまで行っておいて本番聴かずに帰ってきてしまったことは痛恨の極み。とにかく聴かなくては。
曲目は武満徹の「フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム」とショスタコーヴィチの「交響曲第5番二短調」。
正直、武満は理解できなかった。ひたすら厳粛な時空が続くが、何をどう感動していいのやら戸惑うばかりだった。とfacebookでつぶやいたら安曇野のカラヤンさんからコメントいただいたが、おそらく生で聴かないと分からないのだろう。天井につりさげられたチャイムの音はいくら7.1chでも再現できない。しかもソースがBモードステレオに圧縮されてるし。
続いてショスタコ5番。佐渡さん、第1楽章から熱くなってジャンプ。佐渡さんの全身から発せられる赤外線は団員を貫き、オケ全体が燃え上がる。という筋書きを期待していたが、意外と冷静なベルリンフィル。サウンドはあくまでもクリスタルクリア。一糸も乱れずフィナーレ。やるなあベルリンフィル。怖いなあベルリンフィル。
2011-06-12 19:04
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katabamiさんのご自宅のシアターすごいです。ウイスキー片手にゆっくりしたら愉しいでしょうね。
by 安曇野のカラヤン (2011-06-12 21:36)
この夜は五一わいん一本いきました。
by katabami (2011-06-13 22:45)