年越しそば [そば打ち]
今年も手打ちで年越しそば。
かけそばで腰を残すにはどうすればいいのか。昨年の失敗を踏まえ、つなぎ3割でやってみる。加水率は44%。
小麦粉が多いとよく伸びる。
4つに畳んで、
切りは進歩しないまま。
ゆで時間は短めに45秒。きっちり冷水で〆た段階では手ごたえあったが、温めなおしてつゆをかけていざ食したらクタクタでコシがない。
加水率が多すぎたか、もっとゆで時間を短くすべきか。また来年に課題持ち越し。
皆様よいお年を。
LXU-OT2の改造(その1) [工作・修理]
まずピーピーノイズの数値化(可視化)を試みる。
ノートパソコンのヘッドホン出力をそのままマイク入力に戻してアナログでループバック接続し、WaveGeneで1kHzを再生、WaveSpectraでFFT表示したのが下図。THD+Nは1.6%ほど。
次にパソコンにLXU-OT2を接続し、WaveGeneで1kHzをUSB-DACで再生。LXU-OT2のLINE出力(RCA端子)をパソコンのマイク入力に戻したのが下図。THD+Nは約4%と悪化。5.5kHz, 11kHz, 16.5kHz付近に派手なピークがある。これがピーピーノイズだろう。1kHz出力を止めてもこのノイズは消えないので原因は12V電源のスイッチング周波数33kHz(の1/6)と思われる。
HeadPhone出力も同様に調べてみるとほぼ同様のノイズが乗っている。レベルもほぼ同等。この3本のピークは1kHzを止めても消えない。
さて改造に取り掛かるが、まずこのノイズが12V電源から回り込んでいるのか、抵抗分割の中点6Vから入り込んでいるのか切り分けたい。そこで回路と基板を見比べたところ、回路図と現物は大きく異なっていた。回路図では12Vを10k:10kで割って、わずか22uFをつけただけで2つのオペアンプに供給するように書いてある。実物には抵抗分割が2組あってそれぞれに100uFでデカップリングされて、それぞれのオペアンプに供給されている。基板のアートワークもこのラインはグランドガードされているところをみると、ラックスマンのツッコミを受けて改善したと想像する。
せっかく2組用意してもらった抵抗分割だがHeadphone側を取り外して、中点6Vに依存しない回路に変更してみる。(下図朱書き部)
結果は下図。ノイズレベルは変わらなかった。ということはピーピーノイズは12V電源から回り込んでいるのだろう。
とすると次なる対策はスイッチング周波数を上げてノイズを可聴域から追い出すことだが、この方法はすでに先達の成果が報告されている。ここは一気に外部±電源化だ。ということで、続く。
常念岳に沈む星 [天体]
笹子トンネル仮復旧 [立派な仕事]
冬休みなので安曇野から東京へ帰省。途中八ヶ岳PAで三分一湧水そばを食べた。
八ヶ岳がきれいに見えていたので展望台に登ってみようと近づいたが入口が分からない。
あきらめきれず、歩いてPAを出て回り込んでみたら、展望台ではなくて消防署の訓練施設だった。。。
この先、一宮御坂で通行止めでどうやって迂回しようかと考えていたら電光掲示板の表示が「通行止め」から「対面通行」に変わった。開通したのか?
13:45ごろ。ここで強制的に下されると思っていたのに何事もなく先へ進めるぞ。今朝のニュースでは夕刻に開通と言っていたが。
途中から一車線になって、しばらく行くと対面通行になって、そのまま笹子トンネルに突入。
トンネルの天井は丸くてところどころに大きな換気扇がつる下がってぶんぶん回っていた。
トンネルを出ると反対車線は渋滞中。
この後渋滞もなく無事東京まで帰ってこれた。1カ月弱でよくここまで復旧したものだ。
阿波尾鶏 [料理]
LXU-OT2 [工作・修理]
月刊ステレオ1月号の新春特別付録はヘッドフォンアンプ付USB-DAC。品川駅近辺では売り切れだったが、立川駅ビルの本屋にはまだ積んであった。回路図を見るとあちこちツッコミどころがあって期待薄な印象。パソコンにつないでヘッドホン出力を聞いてみると、まず派手なノイズとガリガリ言うボリュームににやる気を失った。ところがボリュームを何回もこすってあたりを出してやるとカスミの向こうに実力の片りんが見えたような?のびやかな音というか?記事にはUSBケーブルを変えてみようとか、OPアンプを変えてみようとか書いてあるが、触るところはそこじゃねえだろうと思う。
- ピーピー言うノイズの原因はおそらく12Vのstep up DC/DC converter。スイッチング周波数が33kHzじゃあ可聴域に折り返してくるだろう。増幅段の中点はこの12Vを10k:10kの抵抗分割にたったの22uF。もっと容量が必要だ。
- レベル合わせのつもりなのだろうが、オペアンプ2段重ねというのも気に入らない。
- それにしてもカップリングコンデンサが多い。DACからヘッドホンまで電解コンデンサを4個も通過するのは気持ち悪い。せめて2個にしたい。
- VBUSが3.3Vでわざわざself powerdのモードにしてあるのはなぜだろう。12Vを外部電源化するのに都合のいいようにという暗示か?
で、LXU-OT2カスタマイズ報告会参加者大募集だそうで、こんなにツッコミどころ満載なのは改造ネタを提供してくれているということかもしれない。冬休みの暇つぶしに改造するかなぁ。
USBケーブルで音が変わるというのはどういう理屈なんだろう。手持ちのケーブルを何本か試してみたが自分には有意な差は感じられない。縦書きで一生懸命説明している記事は見るが、データで示している記事は見当たらない。
iPhone4の家出 [お買い物]
そろそろiPhone5に買い換えようと思っていた。買い換えタイミングを決める条件はいくつかあった。
- 下取りキャンペーン中に乗り換えたい。
- テザリングが使えるようになったら乗り換えたい。
- 地図アプリがまともになったら乗り換えたい。
- Lightningコネクタ周辺機器が出回るまで待つべし。
Google MapのiOS版がリリースされて期が熟したと思い、下取りに出そうかヤフオクに出そうか考えながら帰宅した金曜日の夜、家についたらiPhone4がポケットに無い。あわててiCloudで探すと、豊田の車庫にいる模様。
土曜の朝になるとGPSに反応しなくなっていた。電池が切れたか、回収されて電波の届かない場所に保管されているのだろう。乗った電車も車両も座席も覚えていたので駅の忘れ物預り所に行って探してもらうようお願いした。そして係りのお兄さんのお勧めにしたがいSoftbankのお店に行って回線停止の手続きをしてもらった。親切なおねえさんに事情を説明し、ふと思いついて、旧機種が手元になくても機種変更できるのかと問うと「できます」との回答。さすが Noと言わないSoftbank。差額はSIM再発行手数料のみだとのことだし在庫もあるとのことなのでその場でiPhone5を注文。優しいお姉さんの勧めに従い反射防止保護シートをその場で貼ってもらいながら「そんなこともあるんですねえ、iPhone4は家出しちゃったんですかねえ。」泣けるぜよ。
その後、ビックカメラでカバーとLightningケーブルなど物色していると駅から電話がかかってきて、家出したiPhone4は新宿駅で保護されているとのこと。
お騒がせしました。お世話になりました。ということでテザリング解禁日にiPhone5に無事乗り換え完了。iPhone4もテザリングでネットにつないでご機嫌とり。もう売ったりしないから。
今週もBarnard's Loop [天体]
SC64フィルタをつけて撮った生画像。こんなに真っ赤。木曜日の真夜中にベランダからこれを14枚放置撮影。 (Samyang 1.4/35mm (F4), LPS-P2+SC64, Vixen SXW Mount, NEX-5(IR modified), ISO-1600, 5min)
SC64フィルタなしでLPS-P2だけで撮るとこの通り。金曜日の安曇野の谷は少々ガスっていて透明度が悪かったがこれもベランダから11枚放置撮影。(Samyang 1.4/35mm (F4), LPS-P2, Vixen SXW Mount, NEX-5(IR modified), ISO-400, 5min)
さてこれらをどうやって処理するか...
SC64フィルタを取り付けて撮ったコマをコンポジットし、RGB分解してRだけ抽出。
同じくBを抽出。
上記RBGで再度カラー合成。ステライメージとFlatAidを行ったり来たりして...
かなりHαが浮かんできた。ちょっとわざとらしいぐらいだなあ。次は空の状態の良い所へ行ってこの方法を試してみよう。
2012ふたご座流星群 [天体]
12/13(木)、かなり楽しませてもらった忘年会から帰宅して、そそくさとベランダにカメラを出して連射の構え。カメラ設定中に2つぐらい見えたので、かなりの頻度で流れていただろうと期待したが、22:30頃から25:30頃まで283枚撮ったコマを目視確認したところ3コマしか写っていなかった。ISO800の30秒ではよほど明るい流れ星でないと映らないんだな。以下、EOS KDN, 18mm, ISO-800, 30秒で撮ったコマをトリミング。方角からしてどれもふたご座流星群と思われる。
今週のBarnard's Loop [天体]
GPVによるとこの週末は安曇野は天気が悪そうだったので山梨方面へ遠征。中央高速が事故で一宮御坂から先は通行止めなので、ひとつ手前の甲府南で降りてGoogle Mapを頼りにロケハン。
衛星写真ですずらん群生地の駐車場が広そうだったので行ってみた。北側の木が高くて北極星がぎりぎりぐらいだが、東から南はよさそうなのでここに決定。
いったん山を下ってオリオン座が登ってくるまで温泉でくつろぐ。
20:30頃撮影地に戻って設営開始。オリオンが昇る間にあれこれ試す。サムヤン35mmはやはり開放(f1.4)では点像にならない。ピントの山も分からないほど。f4まで絞ると隅々まで点像となり、周辺減光もほとんど気にならない。広角では正確なフラットフレームを撮るのが難しいので、フラット補正はFlatAidを活用させていただくのが良いようだ。ただしCMOSセンサーのゴミは入念に吹き飛ばしておくことが必要。
というわけで結果は以下。星が多すぎてうるさかったのでSteraImageのスターシャープで調整した。
★Barnard’s Loop
2012/12/08 22:34, Samyang 1.4/35mm (F4), LPS-P2, Vixen SXW Mount, NEX-5(IR modified), ISO-800, 5min x 10, すずらん群生地(山梨県笛吹市)
さすがに50分露出するとなめらかだ。右下に魔女の横顔もほんのり写った。