Tortillero その2 [工作・修理]
トルティーヤプレス治具のその後の話、先週投稿するのを忘れておりました。
当初プレス板のギャップを3mmにしたが、ヒンジのガタも考慮して0.5mmぐらになるようヒンジをつけなおした。
そば粉を直径40mm程度の団子にして実験。
レバーの反対側を少し飛び出させてあるので、レバーを左手で持ち上げて垂直に保持していなくては、プレートを正しくセットできないというフールプルーフ。自分の手をプレスしようとしても一人ではできません。
直径15cmに伸びた。ということは厚さは1mm以下になっているはず。
さっそく一枚焼いてみたところ薄焼き煎餅のようになった。どう食べていいのか分からずリンゴなど乗せてみたが、こりゃ違う。
もう一枚は刻んでゆでてそばにした。結構いい感じのそばになった。こんな打ち方もあり?
なぜまともなトルティーヤを作らないのかと問われるかもしれないが面白いのでもう一つ実験。切り餅をレンジで柔らかくしておいて押しつぶしフライパンで焼いてみた。これはまともな煎餅、しょうゆとみりんを塗るとうまかった。
OAG9と直焦ワイドアダプタでの視野回転 [工作・修理]
直焦ワイドアダプタのローレットネジがオフアキシスガイド用の接眼アダプタと干渉してカメラの画角を60度ぐらいしか回すことができなかった。
そこでローレットネジの1本を短めの普通のネジに交換してみた。狙いどおりネジの頭が接眼アダプタの下をくぐることができた。OAG9の固定は2本のローレットネジで十分。ピント位置もずれない。
これでカメラの向きを90度以上回すことができるようになった。簡単なことなのでとっととやっておけばよかった。これでM42とM45を行ったり来たりするのが楽になる。
JimnyにiPhone5スタンド取り付け [ジムニー]
先週作ったiPhone5スタンドをビニールテープでちょっとお化粧してジムニーのダッシュボードに取り付け。
うまいことカチッとはまって振動でぐらぐらすることもなさそうだ。これでGoogleマップのカーナビとカーステの音源を兼用させようという作戦。
カーステは相変わらず時々エラーメッセージを表示して止まってしまう。暖房が効いてくるとエラーになるので、どうやら熱に起因しているようだ。ネットで取説をダウンロードして熟読したらボリュームの左下にリセットスイッチがあった。これを押すとしばらく復帰するのでこれでしのいでいる。いずれ何とかしなくっちゃ。
もう一つ。ハンドルを切ると左前タイヤから異音がするので見てみたらマッドガードが外れてぶらぶらしていた。先週雪に埋まった駐車場から脱出する時に無理な力が加わったのだろう。幸い割れてはいなかったのでねじ止めし直した。
これが高級車だったらいちいちディーラーに駆け込むだろうが、ジムニーは気軽にいじれるので楽しい。多段階露出とアンシャープマスク [天体]
ISO-800, 1秒x10枚を加えて、
これらを素材としてHDR風に合成を試みたが、どうにも思うように行かない。使ったツールはステライメージ6。露出5分と1分ではRAWデータが5倍になっているかというとそうではないようだ。現像のどこかで正規化が行われている模様。5分のコマのハイライト部分のマスクを作って穴を開けて1分のコマをはめ込もうとしたが、どうしても段差ができてしまう。結局、見た目でレベルを調整して単純に加算してしまうのが一番自然だった。アンシャープはFlatAideでぼかし画像を作ってステライメージに戻して足したり引いたりしてみたがうまくいかない。結局ステライメージのマルチバンドシャープを使った。もはや手順が思い出せないほど散々いじくりまわして結果は以下。
露出の異なる画像を重ねるのはどうやるのが正しいのだろう?ステライメージがVer.7にバージョンアップされるそうだが、HDR系の処理も拡充されるだろうか。
iPhone5スタンド [工作・修理]
同時進行で製作していたものがもう一つ。手ごろなiPhone5のスタンドが出回ったらジムニーのセンターコンソールに備え付けようと思っていた。Lightningケーブルの認証チップがネックなのか、なかなか普及しない。無いなら作ってしまえ。
iPhoneをラップにくるんでLightningケーブルとオーディオプラグを挿入。
プラ用エポキシパテを適量練って両側からぐいぐい押しつける。
1時間で実用強度。
12時間経過して手ごろな硬さになったところで、カッターではみ出したところを削り落とす。
バンパーを装着したiPhone5にぴたりとはまるように整形。
アルミアングルを切り出して枠を作る。夏場にエアコンの冷風をあてられるように隙間を作っておく。
コネクタをビス止めして、枠に沿わせてiPhone5を滑り落とせば、
ちょっと固いがぴたりと収まった。見た目は悪いが原型は完成。
iPhoneとXperiaを行ったり来たり世代交代は何回目か忘れたが、ジムニーに取り付けるのは来週へ。
Tortillero [工作・修理]
トルティーヤの生地をプレスする道具をトルティェロというのだそうで、頼まれたわけじゃないけど作ってみる。というわけでベランダ天体撮影中にビール飲みつつ作図した。
強度に不安はあるもののホームセンターで入手できる木材で一番堅そうなパイン集成材の板とラワンの角棒が材料。例によって大物のカットはプロにお任せしてしまう。
厚さ3mmの鉄板を挟んでギャップを確保しつつ、ヒンジをねじ止めする。
仮組み。
木ネジの頭はダボ木で隠して完成。
さあ使ってみよう。
ポップコーンの材料のトウモロコシがあったのでミルで挽いて粉にする。
粗いけど粉末になった。
粗いトウモロコシの粉だけでは不安だったので、同量の小麦粉も投入。塩とオリーブオイルを少々。
直径10cm、高さ3mmの円柱と同体積の球の直径は44mmのはずなので、ゴルフボールとほぼ同じ大きさ。
ラップではさんでセットし、
グイッとレバーを押すと、いとも簡単に押しつぶせた。板が少ししなうようだが強度的には問題なさそうだ。
計算通り直径約10cmにきれいに丸くなった。
しかし3mmは厚すぎたようだ。焼いて具を包もうとすると割れてしまった。味はまさしくコーンフレーク。
生地は厚さ1mmで直径15cmぐらいに伸ばしたほうが良いようだ。プレス面の硬度を高めるためにも1mm厚のアルミ板を両面に貼るのが良いかも。というわけで改良は次週に続く。
今週の星空 [天体]
新月期の三連休、どこで何を撮ろうか昼間から安曇野をうろちょろ。
烏川渓谷緑地の駐車場は積雪10cmぐらい。南が暗くて良い場所だが、ここで撮影するのは当分無理だ。
林の中でお猿さんが御食事中。ササをむしっていた。お邪魔しました。
ならば安曇平の東側へ。と思ったら長峰山に登る林道は3/15まで冬季閉鎖だった。
日が暮れてきたのでとりあえず温泉。露天風呂につかりながら天体撮影の作戦を練るのは最高の時間。だけど風が出てきたし寒いのでやっぱりアパートのベランダで撮ることにする。明朝のISSは西からやってくるのでそれも狙えるはず。
極軸望遠鏡をのぞき込んで改めて新年を感じた。昨年よりちょっと2015寄りに北極星を導入。
★M45(プレアデス星団)
2013/01/12 22:29, R200SS(φ200mm F4), Coma Corrector 3, LPS-P2, Vixen SXW Mount, Lodestar Autoguider with PHD Guiding, NEX-5(IR modified), ISO-1600, 5min x 3
(天頂付近はうす雲があって試し撮り3枚で中断)
★馬頭星雲と燃える木
2013/01/12 22:52, R200SS(φ200mm F4), Coma Corrector 3, LPS-P2, Vixen SXW Mount, Lodestar Autoguider with PHD Guiding, NEX-5(IR modified), ISO-1600, 5min x 5
★リニア彗星(C/2012 K5 LINEAR) (クリックすると動画に飛びます)
2013/01/12 23:42, R200SS(φ200mm F4), Coma Corrector 3, LPS-P2, Vixen SXW Mount, Lodestar Autoguider with PHD Guiding, NEX-5(IR modified), ISO-1600, 2min x 15, 彗星のコマ基準でコンポジット
いったん仮眠の後、4:30頃起きてISSを探したが、見つけた時にはベランダのひさしに隠れてしまって撮影できなかった。ゆっくり動く物体はきょろきょろ探しては見つからないようだ。残念。
夜が明けてまぶしく輝く北アルプス。常念岳山頂と燕山荘。
LXU-OT2の改造(その2) [工作・修理]
とりあえずL2をはずしてMC34063を切り離し、手持ちの安定化電源で外部から12Vを加えてみた。
5.5kHzや11kHz付近にあったノイズは消えてTHD+Nも2.5dBぐらいまで改善した。この状態でノートパソコンのヘッドホン出力と聴き比べてみると、LXU-OT2のほうが低域が伸びているようなモコモコしているような。悲しいことに無音時のノイズはノートパソコンのヘッドホン出力のほうが断然よい。
PCM2704の実力はこんなところだろうか。これ以上いじってもUSB-DACは自分的に用途がないので、申し訳ありませんがこれにてLXU-OT2の改造は終了とさせていただきます。
電源Box完成 [工作・修理]
天体撮影用電源Boxに過放電防止用のメインスイッチを追加。昨日の作業でジムニーの荷台にシガライターソケットを装着しておいたのでそれと接続。
カーステレオも修理できたので天体撮影中も快適に過ごせる。いつも撮影中の時間つぶしはクラシックを聞いている。たいていの交響曲は1時間ぐらいなので、5分x10コマぐらいの撮影にちょうどいいしモチベーションが保てる。
さて、来週末は新月期の三連休。今シーズの課題に掲げたバーナードループを仕上げてしまいたい。そして2013年の新たな課題として彗星の撮影に取り組もうと思う。