リョービの電動ドリルをマキタのバッテリーで使っちゃおう [木工]
木材にコーススレッドを打つときは、割れを防ぐために下穴をあける必要があります。ドリルとドライバーのビットをそのたび交換するのは効率が悪いので、電動ドリルが2つあると便利です。
それで私は、リョービの電動ドリルと、マキタの振動ドリルを使い分けています。当然ですが電池の互換性はなく、10年物のリョービのNiCd電池はかなりくたびれてきていて、頻繁に充電しなければなりません。
他の電動工具はマキタの18Vリチウムイオンにそろえてきているので、このリョービのドリルがマキタの電池で使えたらいいのになあ。
ってことで、アダプタ作りました。
このリョービのドリルは12Vなので、本来ならDC/DCコンバータ―を使って18Vから降圧すべきですが、事前に安定化電源で試してみたところ18Vまで電圧上げていっても違和感なく回っていたので、直結にしてしまいました。
モーターのブラシが痛むかもしれませんが、あくまで自己責任ということで。
マキタの振動ドリルもコーススレッド打つには不向きなので、インパクト欲しいなあ。
丸鋸スライド台改造 [木工]
先日作成した丸鋸スライド台ですが、使っているうちに直角がずれてしまい、そのたび調整が面倒なので、角度回転機構は外して直角専用に作り直しました。
水平面の直角は出ているんですが、鉛直方向の精度がいまひとつ。ワークの両側を万力で固定しないと切り進むうちに鋸歯の面がねじれてしまうのかもしれません。
精度が必要な道具は買ったほうが早いという誘惑と戦う日々です。
丸鋸レーザーラインマーカー(その3) [木工]
前回の失敗の原因をふまえ、回路を下記のように変更しました(緑線の部分)。
レーザーモジュールの電源をバッテリーに直接つないでいたところとをLED照明と同じところから取るようにしました。
また、トランジスタのベース電流が流れ過ぎだったので1kΩを追加しました。
レーザーが暗くなってしまったのは、あれこれ検討中に5Vぐらいの電圧がかかってしまい、レーザーが劣化してしまったからのようです。ちゃんと3.0Vが出るようにしてから、予備のレーザーモジュールに交換しました。これにて完成!
丸鋸レーザーラインマーカー(その2) [木工]
先日丸鋸にレーザーラインマーカーを取り付けたましたが、電源は単三2本の電池ボックスから取っていました。せっかくだから丸鋸本体の電池から取るようにしたいと思って分解してみました。
この丸鋸はトリガを軽く引くと白色LED照明が10秒間点灯するので、それとラインマーカーが連動できたら便利だと思います。
LEDはコネクタで取り外せるのでそこに100Ωや1kΩを接続してあちこち電圧を測ってみると、さすがマキタ、真面目に約18mAの定電流駆動回路となっていました。LEDのアノード側は電池直結で、カソード側にタイマーで制御された定電流源があるようです。下記はあてずっぽうの回路です。
しばし腕組みして考えて、LED回路に直列に220Ωを挿入し、そこで発生する約3.9Vを基準としてトランジスタで簡易的な定圧源を作ればいいんじゃないかと考えました(回路図の赤線部分)。果たして昭和のアナログおじさんの思惑どうりに行くか?
頑張って筐体の隙間にトランジスタと抵抗2個を押し込みました。動作確認したところ、LED照明と連動してレーザーも発光するのですが、なぜか暗い。レーザーモジュールの両端の電圧はちゃんと3.3Vぐらいかかっているのに暗い。さらにおかしなことに、10秒経過してLEDと同時に消灯するけれど、それから30秒ぐらい経つとレーザーだけ発光してしまう。
どうやら丸鋸本体がスリープに入るとLEDのアノード側の電圧がゼロに落ちるようです。そこまで気が付きませんでした。
ってことで出直します。
丸鋸レーザーラインマーカー [木工]
丸鋸にレーザーラインマーカーを取り付けました。レーザーモジュールはaitendoの300円のものを使いました。
丸鋸の本体に穴をあけて2mmのタップを切り、そこにアルミのLアングルを固定し、さらにそこに3Dプリンタで作ったブラケットを固定しています。
そのままでは線幅が太いのでブラケットのスリットで絞りました。
2x4材を途中まで切って、切り溝の中心をレーザーが照らすように角度と位置を調整しました。
レーザーの電源は、単三電池2本をスイッチ付き電池ボックスに入れていますが、いずれ丸鋸本体のバッテリーから供給できるようにしたいと思います。