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「国家の品格」を読んだ [book]

国家の品格

国家の品格

  • 作者: 藤原 正彦
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/11
  • メディア: 新書

これ読みました。講演記録の書きおこしなのでさっくり読めます。「卑怯」とか「恥」とか絶滅寸前の概念を守れと、誤解を恐ぬ表現で現代の常識をことごとく粉砕します。数学者なのに、論理は役に立たないと言い切ってしまうところがずんばらしい。大変愉快でした。

人を殺してはいけないのはなぜでしょう。答えに窮した方は読む価値あり。

 

 

 


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コメント 4

katabami

そういえばこの本をS嬢に貸してあげたら模範解答のコメントをつけて返してくれたので記しておこう。

「ならぬものはならぬ」って素敵な言葉ですね。

御意。
by katabami (2006-06-19 00:47) 

かたばみ2号

うむ、これ私も読んだ。
子供に対する躾けに理屈はいらない、というのは納得。
「○○だから××しちゃダメ。」という説明をいちいちしなくちゃいけない理由はないですな。
ダメなモノはダメ。
卑怯なことは理屈抜きにダメ。
クラーク博士の「Be Gentlman!」に通じる潔さがありますね。
by かたばみ2号 (2006-07-04 10:00) 

かたばみ2号

かたばみ2号=糖尿オヤジです。為念。
by かたばみ2号 (2006-07-04 10:01) 

katabami

こりゃどうも、かたばみ2号先輩。
「ダメなものはダメ」に説得力のあるオヤジになりたいものです。本当はちゃんと説明できるんですよね。だけど「ダメ」な理由はひとつではなくて、いろんな側面からたくさんあって、なかには「よい」場合も少しだけあって、総合的に考えて「ダメ」だと。みんなで「ダメ」と決めてそれを守ることが平和に生きる知恵なんだと。
(ここからエンジニア風に)
子供は大きくなりながらそれを学ぶので、初期値として「ダメ」を与えることにより、解により早く収束させることができるのです。
by katabami (2006-07-07 23:49) 

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