12月30日のアンドロメダ星雲 [天体]
今年も蓼科へやってきた。願いがかなったようですっかり晴れた。月が明るいがこのチャンスを逃すわけにはゆかぬ。
明るいうちから近所をうろうろして天体撮影場所探し。冬季閉鎖中の貸しテニスコートの管理事務所前のスペースが、空が開けて地面が平らで具合がよさそうだ。
夕食後、子供たちを連れて出かけた。寒いので防寒対策は厳重に。 車から電源を引っ張って、赤道儀を駆動。カメラからUSB延長ケーブルで車内のパソコンに接続。インターバルタイマで自動撮影し、車内でぬくぬくと結果を確認しようという作戦。とりあえず月など狙って動作確認。シャッター押すたび車内でパソコン画面を見ている子供たちが叫ぶ。「みえた~。」「きた~。」よしよし。
では本日の本命、アンドロメダ星雲にカメラを向けよう。1分露出で画角を確認。2分露出でまだ露出が足りないようなので3分か4分に伸ばそうと思ったらトラブル発生。「カメラとの接続が切れました。」あちこちチェックして原因判明。なんと、カメラの電池切れ。外気温マイナス12度で電池がヘタッたか、USB接続はカメラの電力を消耗するのか。ああ残念。
仕方がないので今夜はこれで撤収だ。お前たちは望遠鏡貸してあげるから外に出て肉眼で星を見なさい。
と、手作り望遠鏡でオリオン座のM42を眺める子供たち。
「てんてんてん」の下に小さな「てんてんてん」があるでしょ。その小さな「てんてんてん」の真ん中の星はぼんやり広がってるでしょ。それがオリオン大星雲M42だ。そこではどんどん星が生まれてるんだぜ。
これがかろうじて撮れたうちの一枚。
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