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フレーリッヒ ムジーク オーケストラ 第5回定期演奏会 [音楽(トランペット)]

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昨年に続いて今年も聞いてみたフレーリッヒムジークオーケストラの第5回定期演奏会。今年はベートーベンの5番。前プロなしでコンサートの頭っから ”ンダダダダーン” というやり方は初めてだったがなんら違和感なし。(というかクラシックのコンサートは三曲構成が一般的だが、あのスタイルはどんな成り立ちがあるのだろう)

演奏前に識者の裵先生が「速くも遅くもないスタンダード」で演奏するとおっしゃっていた通りのテンポで一楽章が始まる。運命の動機を各パートが受け渡すところに少しギクシャクした感じがあったが、練習が足りないというよりパートをまたいだ飲み会がなりてない感あり。
二楽章はビオラ。美しい。ラッパのファンファーレはちょっと事故があったのかもしれないがまあ良かった。あのラッパ、ずいぶん音程が良くなったもんだ。2ndもしっかり下からオクターブで支えていた。お見事。(と身内を持ち上げておく)。ドーン先生のクラリネットもうまいねえ。ただの伸ばしも存在感を見せつけるテクニック。
三楽章。冒頭の弦の泣きごとを打ち消すホルン、もっと吠えてほしいぞ。それにしてもティンパニーが素晴らしい。ビシッと引き締まって吸いつくようなリズム感だった。
四楽章。余裕で楽しんでますな。やるもんだ。もうちょっと自己主張してもいいんじゃないでしょうか。

プロコフィエフの「ロメオとジュリエット」。こんな難曲に挑んだだけでも称賛にあたいするのかもしれないが、そこを鬼になって欲を言わせてもらうなら、もっとエロチックにやってほしかった。そうでないとこんな悲劇的な結末は説明がつかない。

残りは2, 4, 7, 9。来年はどれ?


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