RSDA202改造計画その2 [工作・修理]
左側が鳴らなくなってしまったジムニーのスピーカーは交換済み。RSDA202をつないで鳴らしてみたが、低域は迫力不足で高域はチクチク痛い。
運転席にマイクを立てて周波数特性を測ってみたら、低域が120Hzぐらいで落っこちている。高域は13kHzぐらいまで。
それではRSDA202の改造開始。改造しながら抵抗値を実測したら先日の回路図が間違っていたことが発覚。カラーコードを逆さに読んでしまったようだ。4本帯は読みにくい。下図がおそらくオリジナルの状態。とそのf特実測値。
これを下記のように改造した。入口の不要な部品は削除。バランス用の可変抵抗は切り離す。C23, C24は電界コンデンサからフィルムコンデンサに交換。それに伴ってR12, R9, R11, R8 の定数を変更してゲインと帯域を合わせた。f特のグラフはほとんど変わりないが、低域の輪郭がはっきりした。
もうちょっと低域を持ち上げられないかと思い R9, R8 にコンデンサをパラってみたが、これはダメだった。確かにバスドラは存在感を増すが、全体が色あせてつまらぬ音になる。そもそもスピーカーに100Hz以下の再生能力がないのだから無理をさせても仕方がない。
というわけで0.015uは削除して、2番目の回路で決着。出力側のフィルタもイジリがいがありそうだが、結構フラットな特性が出ているし、きりがないのでこれで良しとする。
次は取り付けだ。
我が家にもジムニーがあります。妻の愛車です。もう10年乗っていて、車体に穴とか開いていますが愛着があるようで、味も出てきた感じです。良いお休みを!
by 安曇野のカラヤン (2010-05-03 09:20)