コーヒー粉の粒度 [料理]
先週コーヒーを切らしてやむなくスーパーで普通に売ってる豆を買ったのだが、これがマズイ。じっくり蒸らしても早く落としても、雑見とエグミが多くどうにもならない。おみのさんちのコーヒーを知るまではこの豆で満足していたのに、舌が肥えるのも困ったものだ。
で、さっそく珈琲工房おみのへ。いつもマンデリンばかり買っているが、今日はケニア産のオークランズという豆を買った。ちょうどポイントが5つたまったので値引きしてくれた。お店がすいていたので試飲もさせてくれた。熟れた果実の香りがほんのりして透明感があって、まるで紅茶のよう。
雑味のことを聞いたら、ミルで細かく挽きすぎているのではないかとのこと。目安としてはグラニュー糖ぐらいの粒が普通で、ザラメだと粗すぎとのこと。
さっそく、今朝不味かった豆で試してみた。左下が今朝まで使っていた状態。なるほど粒というよりほとんど粉末だ。予備実験として極端に荒くなるようミルを調整したのが右下。
ここまで荒くするとお湯を注いでも膨らまない。砂に水をかけたように真っ直ぐ落ちていく。
ところが飲んでみて驚いた。雑味エグミはほとんど無くて、酸味が極端に強くなった。コーヒー液も透き通っている。
どうやらこの間に最適点がある。というわけで捨てちゃおうと思っていたスーパーの豆が惜しくなった。だけど今日は他にやることがあるので実験は後日。オークランズ農園の豆は窒素封入のまま冷凍保存。
2011-05-29 21:26
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