烏川渓谷緑地で天体撮影 [天体]
先週水曜日、最後の会議が19:00に終わり飲み会の予定もなし。喫煙所から空を見上げれば快晴。逃げるように退社して望遠鏡を積みっぱなしの車で山へ。
電源を忘れて戻ったり、コンビニで弁当を買ったりして、20:30頃到着。撮影場所は以前から目をつけていた烏川緑地公園の駐車場。標高970m。
機材展開。順番を間違えるとやり直しなので頭を使う。地面は細かな砂利が敷き詰められているが、ちょっと鉄板敷けば問題なし。見上げればカシオペア座がくっきり。ちょっと雲が出たかと思ったが、双眼鏡でのぞくと星がびっしり。天の川だ。
狙うものは決めていた。南中直前のアンドロメダ星雲。月が上がってくるまでの勝負。東側の天体を狙うのは久しぶりなのであれこれ迷う。天頂付近の明るい星を導入してアライメントし、いざM31へ。視野中央に導入して試し撮りし、カメラの画角をああせておいてもう一度明るい星を導入し自作バーティノフマスクでピントを追い込む。ガイド鏡にガイド星を導入しGAGP1でオートガイドスタート。しばらく様子を見ると今日はとても具合がいいようだ。
撮影スタートして急に腹が減ったことに気が付いて、コンビニ弁当。これを幸せと言わずしてなんと呼ぶか。5分露出を4枚撮ったところで鏡筒にふたをしていったんダークフレームを撮る。ここでトラブル発生。ダークフレームの4枚目でノートPCがシャットダウンしてしまった。電池切れだ。
この後スバルも撮りたかったがこの夜はこれで断念。月が上がったらフラットフレームを撮って帰ろうと思ったが寒くて待ちきれないので代案を考えた。鏡筒を水平に向けて、カメラのセルフタイマーを使って、10mほど走って離れてヘッドライトで望遠鏡の筒先を照らす。何度か試してそれっぽいフラットフレームが撮れた。
処理してみたが、総露出20分では足りないなあ。
★M31(アンドロメダ銀河)
2011/10/19 21:53, R200SS(φ200mm F4), Comma Corector 3, LPS-P2, Vixen SXW Mount, Webcam autoguiding by GAGP1, NEX-5(IR modified), ISO-400, 5min x 4, ステライメージ Ver.6による画像処理
やってますねー。
会社終わってから撮影へ?烏川緑地公園?
そんなおいしい場所あるのかと思ってGoogleに聞いてみると、
えっ、近場じゃないの?、、、
M31、周辺部と中心部、画像処理難しいですね。でもよく撮れていると思います。ピントもバッチリ!
by Hoo- (2011-10-27 17:49)
Hoo-さん、おほめに預かり光栄です。場所は単身赴任先のアパートから車で30分程度のところです。周辺部と中心部の両立はほんとに難しいです。256階調では足りません。なにか手は無いものか。。。
by katabami (2011-10-27 21:26)