バレエ「白鳥の湖」 [音楽(トランペット)]
OBオケでチャイコフスキーの白鳥の湖をやるってんで、ためしにディスクユニオンに行ってみたらまさかあるとは思わなかった中古DVD 1,980円。英語のパンフレットをチラ見しながら見たら結構面白かったのであらすじを書いてみる。
ちょっと怪しげな日本語。
(たぶん日本人が作る多言語対応コンテンツもEU圏の人から見るとこんな感じなんだろうな)
オーケストラはダレンボエム指揮ベルリン国立歌劇場管弦楽団(だと思う)。
一幕は白とピンクが基調。ご学友と遊んでるジークフリート王子21才(左)。
女王様登場。
「あなた、いい加減に結婚しなさい。明日中に花嫁を決めるのよ。」との母親の厳命にガックリするジークフリート。
ウサばらしにご学友と湖へ鉄砲を撃ちに行ったら、かわい子ちゃんみ~つけた!
王子: 「ちょっとさぁ、おれ用事があるんで一人にしてくんないか。」
学友: 「なんだよまたかよ。ちぇ、つまんねぇの。」
「さっきのかわい子ちゃんはどこかな~」とオディット姫を探すジークフリート。
「私、呪いがかかってて昼間は白鳥になっちゃうんです。夜しか人間に戻れません。」
「お嬢さんすべて私にお任せください。明日の宴会に来てください。」ナンパ成功。
第二幕。
宴会開始。踊る女王と赤ひげ首相。こいつらなにかたくらんでる。
ちなみにコルネットがソロを吹くDanse Napolitainはこんな踊り。宴会に招待されたイタリア娘さんですな。
王子も負けじと回る。
昨夜の白鳥のオディットと間違えて黒鳥のオディールとネンゴロになってしまうジークフリート王子。
ホントは間違えたんじゃなくて、黒い方が魅力的と思ったんだろ。古今東西男はバカである。
しめしめと悦に入るオディール(右)と、「あれえ、何だか変だ」と気が付くジークフリート(中央)。
黒鳥: 「オホホ、これであなたは私のものよ。」
首相: 「バカな奴だ。オディットは部屋に閉じ込めてあるのさ。」
この二人実は親子だと。指さして笑うとはひどい奴らだ。
黒鳥豹変(これも古今東西の常識か)で我に返るジークフリート。「やべえ。やっちまった。」
おせーよ!
かあさん知ってたのか!
あたしゃそんなつもりじゃ…
なんだよ、おまえもグルかよ。
湖へオディット姫を探しに走るジークフリート。
かんべんしてください。
絶対ダメー。
「コノヤロー、すべてはお前のせいだ!」なんとジークフリートは赤ひげ総理を絞殺。
このあたりでトランペットがロ長調でテーマを吹き鳴らす。ソ#ード#レ#ミ#ファ#ソ#ーミ#ソ#ーミ#…
絶望して湖に身を投げた王子を女王が発見。すでに手遅れ。
まとめ
- 赤ひげをやっつけたらオディット姫の呪いが解けてハッピーエンドというパターンもあるらしい。
- 踊りよりもその合間のちょっとした芝居のほうが面白かった。
- バレエの白鳥の湖と、管弦楽組曲としての白鳥の湖は別の芸術として鑑賞してよし。
バレンボイムだろ、たぶん。ダレンボエムでもいいけどさあ。
おれが見た白鳥湖は、最期に王子が溺死しちゃうヴァージョン。のたうち回ってたぞ。
by onojii (2012-08-18 16:30)
失礼。ダニエル・バレンボイムを勝手に縮めてしまった。
by katabami (2012-08-18 18:24)
じゃあ、今後それで。
by onojii (2012-08-18 22:58)