天体撮影機材の調整(2) [天体]
赤道儀のガタをなんとかしたいのでSXWを分解してみた。参考にしたのはSTARBOOK.jpのSX赤道儀/メンテナンスのページ。
ウェイト軸のカバーを外し、両サイドのカバーを外してネジ4本外せば制御盤のパネルが外れる。
赤緯体をゆすってガタの発生個所を探すと、やはりこの赤経ウォームギアのかみ合わせが緩いようだ。
モーターを外すとウォームの押し引きねじにアクセスできる。手で回せる程度に少し近づけてみた。
モーターの平ギアにグリスが塗ってなかったのでモリブデングリスを薄く塗る。このグリスは-20℃まで使えるもの。
この状態で電源を入れてモータを正転逆転させてみるとバックラッシュ補正の動きが分かった。STARBOOKのカーソルキーを同じ方向に連打するとモーターのギアは一定量で動いていくが、反対方向のキーを押すと一回だけ多めに逆転してバックラッシュを吸収する。この量をウォームが回らない程度に小さく、2回目を押したときにはウォームが動く程度に大きくすればよいということだろう。赤径赤緯とも調整しておいた。
組み立てたところ赤径軸のガタは少なくなったもののまだ残っていた。もう少しつめたほうがよいかもしれないがとりあえずこれでガイドの精度に変化があるか試してみたい。晴れますように。
2013-10-19 14:00
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