第9回 信州・松本そば祭り [そば屋めぐり]
今はまさしく秋そばの収穫期、干して脱穀して製粉して食べられるのはもう少し後だと思うが何故10月初旬にそば祭りなのか。これは新そばシーズンに向けてのbuzz makingと、旧そば在庫一掃の一石二鳥のイベントということなのだと思う。
お堀の周りに全国のそば屋が18店。行列の長い店とガラガラにすいている店の差が激しい。行列が長いとうまそうに思えるゆえに行列が長くなるということなのか、並んでいる人はその店のそばの味を知って並んでいるのか。たぶん前者だろうな。ということですいている店に入店。
そば処石田屋一徹は、オヤマボクチという植物の葉の繊維をつなぎに使ったそばだそうで、コシが強くコリコリの食感。器の風情の無さを補って余りある感動。これはあたりだった。調べると戸狩スキー場にあるそば屋らしい。行ってみたい。
もう一店食べてみたが、店員さんが不慣れな店舗にあたふたしていて味もボソボソでいまいち。やっぱりそば屋はそのお店に行って食べてナンボのものだろう。というわけで、腹具合はもう一つぐらい食べられそうだったが、緑のビールに作戦変更。
そば処 浅田 [そば屋めぐり]
先日の人間ドックの後、いつものように病院食はパスして市民芸術館近くのそば処浅田へ。平日の開店直後なのでまだすいていた。
メニューはざるそばと十割ざるそばのみ。大盛りはお断り。泣く子、走る子もお断り。そっちがその気ならこっちも気合が入る。十割ざるそば1000円を注文。
厨房の様子をこっそり探るとゆで時間は45秒ほど。つやがあってなめらかなそば。太くもなく細くもなく、腰も香りも十分。これは見事。犬も歩けばそば屋に当たる松本市内で、行列のできる店だけのことはある。ご馳走様でした。
やすらぎ処 暖家 杜 [そば屋めぐり]
寿々喜も上條も駐車場が満車でどうしようかとノロノロと車を進めたら、石臼挽き手打ちの看板発見。安曇野にまだ知らないそば屋があったとは修業が足りない(笑)。
がらがらの店内にちょっと不安を覚えたがいつものように天ざるを注文。そばは細めでコシがある。手打を疑いたくなるぐらい断面は完全な正方形。つゆは砂糖を使っているのかかなり甘い。天ぷらには塩がかかっていて野菜の味がしっかり。これで980円は安い。
げんちそば [そば屋めぐり]
源智の井戸の隣のおしゃれなそば屋さん。松本に用事があるたび寄ってみるのだがいつも売り切れ。今日は順番を入れ替えて用事の前に行ったらすいていた。山家天ざる 1,280円を注文。仕事が丁寧なのは分かるが、そばもつゆも残念ながらよくわからなかった。赤子の絶叫を背後から浴びて20分待つと味覚が狂う。観光シーズンに行ったのが間違いなので判断保留とする。
味処 懶亭/ものくさてい [そば屋めぐり]
松本インターからR158を上高地方向へ3km。30年前にここに移築再生した古民家の店舗。店内には芸能人の色紙や大食い挑戦記録などが所狭し。天ざるそば1470円をいただく。注文して5分で出てきた。味もそこそこ。上高地へ向かう前(もしくは戻ってきたあと)に、田舎ごっこの思いで作りに最適。
手打ちそば 神田まつや [そば屋めぐり]
森の蕎楽 [そば屋めぐり]
昨年オープンしたという穂高有明の森の蕎楽。モリノソラと読むのだろうか、通りすがりに見つけたので寄ってみた。大森のそばとかき揚げで〆て1,100円。手打ちっぽさ満々でそばが好きなんですという心意気が伝わってくる味。大変おいしゅうございました。
信州そば処 きりさと [そば屋めぐり]
軽井沢の霧里というそば屋さんで天ざるをいただいた。軽井沢らしくお上品な店舗。巨大なエビ2尾を堪能。オシャレ系そば屋さん。ご馳走様でした。
れすとらん梓川(上) [そば屋めぐり]
さてG.W.なので東京へ戻る。アパートの階段10往復ほど運動して腹減ったのでまずは腹ごしらえに梓川サービスエリアのレストランで大ざるそば 1,155円。生わさび付き。余ったわさびはお持ち帰り用の小袋付き。手打ちじゃないけどしっかりしたそば。ごちそうさんです。