有明山のそば よし野 [そば屋めぐり]
先日の信州安曇野 新そばと食の感謝祭でもらってきた「そばまっぷ」に行ったことのない店が数軒あったので行ってみた。地図が大雑把ですこし迷ったが、「よし野」は山麓線から有明山神社へ向けて少し登ったところにあった。駐車場に車を停めると玄関があいて店員が「いらっしゃいませ」と迎えてくれた。店内は新しくてぴかぴか。あとで聞いたのだが、今年の7月にオープンしたのだそうだ。
いつもリファレンスにしてる天ざるがメニューにないので、玉子焼きとせいろを注文。厨房でカシャカシャ卵をかき混ぜる音がしてまずは玉子焼きが出てきた。そばつゆで味付けしてあるとのことだが、とても旨い。湯葉のよう。
玉子焼きを食べ終わるタイミングをはかったかのようにせいろ登場。二八とのことだが、細打ちでコシがある。新そばのかおりぷんぷん。そばつゆは濃い。醤油の塩辛さを包み込む甘さはザラメか?このつゆで飲むそば湯がさらに旨かった。
またまた心技体そろったそば屋を発見してしまった。
そば処 春(しゅん) [そば屋めぐり]
蕎麦処 吉盛 [そば屋めぐり]
通りがかりに偶然見つけた蕎麦屋さん。後で調べたら今年1月にオープンしたそうだがめったに通らない道なので気が付かなかった。
当店一番人気とメニューに書いてある天もりそばをいただいた。清潔な店構え、おもてなしの心、そば打ちの技、素敵な食器と盛り付け。まさに心技体を兼ね備え、『朋有遠方来』なんてときに最適なお店と断定した。
新そば直前のこの季節、今日から「松本そば祭り」開催だが、行かなくてよかった。
おまけ。
玄関に吊るしてあった竹製の靴べら。こんなところからして私好み。
手打ち生蕎麦弁天本店 [そば屋めぐり]
割烹、すし、信州そば処 岩村 [そば屋めぐり]
知人に教えていただいた割烹。あがたの森から南に曲がってすすき川を渡って富士電機松本工場の東側。そば好きならぜひとのことで行ってみた。たたずまいは普通の民家。ご夫婦で営業されているようで台所の見える食卓でおよばれしてる雰囲気。
奥様は高校野球で上田西が一回戦で負けてしまって落胆していたが、セットメニューの岩村御膳「さくら」をいただいた。
一品目は小鉢。シソ入りの豆腐と夏野菜が氷水につかっていて、しょう油ベースのタレにつけていただく。旨い。これだけで焼酎2杯はいけそうだが車で行ったので我慢。
二品目は茶碗蒸し。エビや貝柱など具材豊富。旨い。
続いて天ぷら。塩がかかっていてこのままいただく。サクサクで旨い。エビが太い。
もうおなか一杯のところへそば。二八の手打と見た。つゆが特徴的。聞けばたまりしょう油と普通のしょう油と白醤油をブレンドして使っているとのこと。コクがあって旨い。
最後に寿司。中トロからイカまでずらりと。
おなか一杯はちきれそう。これで3,000円は安すぎで大満足。次回はお酒をいただきながら食べてみたい。
そば処 よし木 [そば屋めぐり]
お出かけの途中に分倍河原の石臼挽き手打ちそば処よし木へ。門構えは事務所風だが内装はちょっとセレブな隠れ家風?
二色せいろ(生粉打ちと外一)とかき揚げ。〆て1,500円。
生粉打ち。星入りどころかそばの実のかけらまで。メッシュでふるった残り側なんじゃないかと思うほど。歯ごたえ抜群。かむとそばの実が崩れて香りぷんぷん。信州そば打ち名人戦御用達の「玄挽」ってこんな感じだろうか。
こちらは外一。内側で換算すればそば粉91%。こちらもコリコリ。十割そばといわれても分からないだろう。
かき揚げは神田やぶそば風(値段は半額以下だが)。サクサクうまし。
ごちそうさまでした。
菜食美酒 ふじ美蔵 [そば屋めぐり]
松本・中町に1月にオープンしたお店。昼はそば、夜は土鍋ご飯がメーンだそうな。
数量限定の十割そばをいただいた。断面が正方形に綺麗に切りそろえられたそばは香り高い。つゆはカツオと煮干し?すっきりうまい。観光地のど真ん中の住所力(※)に負けずに頑張っていただきたい。
※住所力: その土地の持つポテンシャルエネルギーのこと(笑)。
そば処 栄作 [そば屋めぐり]
安曇野は新そば祭りだそうで、松川村の清流庵へ行ったら開店時刻前に売り切れていた。なにそれ。ということで方針変更し4年ぶりにそば処栄作へ。たっぷりの天ぷらとコリコリの手打ちそば。つゆは甘め。
このコリコリとした歯ごたえはそば打ちのどこの工程で生まれるのだろうか。