安曇野スタイル2012 [立派な仕事]
11/1~11/4で開催中の安曇野スタイル2012。安曇野を拠点とするアーティストたちが94会場で一斉に作品展示やワークショップを行うという催し。そのうちの一つ、明科自然交流センター「せせらぎ」へ行って見た。
今年もお目当ては地元の陶芸作家藤田千恵子さん。一昨年のコーヒーカップ、昨年の小皿に続いて今年は白い食器を購入。丸みを帯びたあたたかい作品。さっそく使ってみた。
食器を見ながらメニューを考えたのは初めてだ。そっちに踏み出したら危ない予感。
そばの収穫 [立派な仕事]
会社の有志で7月にまいた種が実って本日は脱穀。
アルミアングルでこんな治具を作ってくれた。これで一週間干したそばを叩いて実を落とす。
ふるいで大きなゴミを取り除く。
唐箕という道具。昭和30年代のものと思われる。みれば見るほどよくできている。
上からもみを入れてハンドルを回すと風でわら屑やゴミが飛ぶ。風の強さと落とす量を一定に保つのが難しい。
そばの実は横からバラバラと落ちてくる。
40kgほど収穫できたが小石混じり。この先、籾摺りと製粉は業者に任せるべきだろうな。
修業一万時間 [立派な仕事]
学業にしろスポーツにしろ芸術にしろ、人が一つの道を究める目安は一万時間だと聞いた。一日8時間、週5日、年50週で5年かかるということだ。これは大変なことだとは思うものの、就職して周囲から一人前と認められる時期を考えると納得できる。
仕事以外で一万時間やり込んだものはあるか?
ラッパもそば打ちも天体写真も全然足りていない気がする。かたばみ製作所ごっこは学生時代から卒業後4年目ぐらいまで寝食忘れて夢中になっていたので一万時間を超えてると思う。もう一つ、酔っぱらい累積時間も余裕で一万時間だろう(笑)。
さて、5年で一つの道を究められるなら、一生でいくつも究めることが可能だともいえる。まだまだだな。
そばの種まき [立派な仕事]
有志でそばを種から育てて食べようというプロジェクトが始まった。
一反分に5kgのそばの種をまくと70kgの種が収穫できて、それを製粉すると40kgのそば粉になるという。そば粉100gで一人前と概算すれば400人前だ。そんなにたくさん誰が打つんだ?
一反分とは300坪、すなわち約1000平方メートル。都会の家一軒分(100平方メートル)でそば40食。来年の種をとっておくなら一割減。
農業ってのは面積効率が悪いなあ。というか都会の家が狭すぎるのか。100平方メートルの土地を買って家を建てると一生ローンだが、一人が一年食べるコメを作るには1000平方メートル必要。何か変だ。
リンゴと知恵比べ [立派な仕事]
リンゴの木はなぜに奇妙な枝ぶりをしているのか、ずっと疑問だった。リンゴが収穫しやすいように下を向けているとの意見もあったが、それにしてはキテレツすぎる。
先日某所で若い農家の方と話す機会があり、聞いてみた。「イジメてるんです。」とのこと。リンゴは放っておけば上へ上へとどんどん伸びていく。生育環境が良ければ実を成らすより自分自身が大きく育つことに精力を傾ける。
その幹のてっぺんを切り落として、横に伸びた枝をひもで縛って下に向ける。そうすると、自分の成長はあきらめて次世代に望みを託すべく立派な実を成らすんだそうだ。「リンゴと知恵比べですよ。」だそうだ。
なんだか哀れだが、あちこち応用できそうだ。
電線消しアプリ [立派な仕事]
アパートのベランダから望む常念岳。肉眼では目にしみるほどの神々しさだが、写真に撮ると電線がダイナシにしてくれる。なぜ電線は見えないのに写るのか。
簡単に電線の消せるアプリを探していたが、TouchRetouchというiアプリを偶然知った。さっそく試してみたところ、
お見事。元画像と見比べないと分からないぐらいだ。どういう仕組みなんだろう。
人口ピラミッド [立派な仕事]
年が明けてテレビがつまらない。退屈しのぎに総務省統計局のホームページからデータをとってきて、日本の人口ピラミッドを1920年から2010年まで5年おきのアニメーションにしてみた。
1945年、戦争の影響か20〜30歳の男性人口が一時的に減少しているように見えるが、終戦で消息不明だったのだろう。その直後にベビーブームが起きる。その団塊世代が20代に達すると第二次ベビーブームが起きる。その団塊ジュニア世代は20代を越えても子供を産まない。
これを見ていると、日本の人口構成は戦争直後のベビーブームに起因する過渡応答が今も続いていると言える。昨今の少子高齢問題も元凶は第二次世界大戦である。この過渡応答が終息するには後50年はかかるだろう。それまで戦争や疫病などが起こらなければ、総人口8000万人ぐらいの釣り鐘型の安定状態に落ち着くだろうが、はたして。
エスティマハイブリッドのバッテリー [立派な仕事]
昨日未明、星空を撮りに出かけようと思ったら車のエンジンがかからなかった。
キーを回せばこうなるはずの警告灯が、ドアの開閉を示すところしか光らない。ドアミラーは右だけ開きかけて途中で止まった。窓は動かない。ドアも開かない。ドアロックは開いたまま閉まらなくなった。ディーラーに電話するとバッテリー上がりが一番可能性が高いとのこと。でっかい電池を積んでるはずなのに???
とはいえ、どうにもならないので引き取りに来てもらうことにした。
本日元気になって戻ってきた。走行用のニッケル水素電池とは別に、普通の12Vの鉛電池が後部荷台の脇に積んである。こいつの寿命が尽きたとのこと。新車登録時から交換したことなし。鉛電池が7年もよく持ったものだ。
アクセサリのAC100V電源はどっちの電池を使っているのだろうか?
安曇野スタイルで買った小皿 [立派な仕事]
遅ればせながら先月の安曇野スタイルで買ったお皿。藤田千絵子さんの作品。名刺ぐらいの大きさで箸休めにぴったり。