アルコールストーブの作成 その2 [工作・修理]
一作目の反省を踏まえ、ウコン缶は使わず上部の開口を広くしてみた。
トップとボトムの勘合がゆるすぎて、隙間からアルコールガスが吹き出してしまった。火力が強すぎて危険。コッヘルのハンドルが焦げそう。2mmのアルミ線で作った簡易五徳が真っ赤に焼けて歪んできた。危険極まりないので実験中止。
コッヘルにアルコールストーブと燃料ボトル(50cc)x2本が収まる。
まとめ
Φ66mm 350mlビール缶と珈琲缶を使った3ピース構成。
コーヒー缶にしわを作って圧入し毛細管現象を狙った。
トップリングとボトムの圧入がうまくいかず、隙間から炎が噴き出してしまった。
500ml沸騰まで6分。燃費悪そう。
アルコールストーブの自作 その1 [工作・修理]
登山用具のアルコールストーブってのは空き缶で自作できるらしい。ググるとすさまじい数の作例がヒットする。じゃあやってみるか。
万力にカッターを固定してビールの空き缶を押し付けて回して切る。
材料はビール缶のボトムと、コーヒー缶のボトムとウコン缶の上部。
こんな風に組み立てる作戦。
耐熱1000℃のマフラー用のパテで隙間の無いように組み立てる。
一号機完成。
危なくないように台所のガスコンロにバットを乗せて設置し、燃料用アルコール注入。
着火。真ん中の穴から燃えてしまって、ノズルからの炎が弱い。穴径2mmは大きすぎたか。
まとめ
Φ66mm 350mlビール缶とコーヒー缶、Φ45mm ウコンドリンク缶による3ピース構成。
トップリングの隙間を自動車マフラー用のパテ(耐熱1000℃)で埋めた。
着火するとき生アルコールが噴き出した。インナーの上部がくびれているのが悪いようだ。
本燃焼までプリヒートに5分ぐらいかかるしトップリングの穴からのジェットが弱い。
500ml沸騰まで15分、燃料20ccで燃焼時間20分。
一応ラーメンは作ることができた。
Bluetoothスピーカー [工作・修理]
昨年末知人がBoseのBluetoothスピーカーを買ったと言って見せてくれた。小さいのになかなかいい音がする。でもこれなら作れるんじゃないかと思った。
素材その一。昨年忘年会で秋葉原に行ったとき入手した上海問屋のBluetoothオーディオレシーバー。
素材その二。同じく上海問屋の振動スピーカー。秋葉原の店舗になかったので通販で注文したら大晦日に届いた。御勤めご苦労様。
素材その三。イーケイジャパンのミニデジタルアンプ。PAM8008搭載。これを2つ使う。これも通販で1/6(月)着荷。
素材その四。電源は単三4本か迷ったが、Bluetoothレシーバーの安定動作を考えて、USBポータブル電源を使うことにした。近所の電気屋で入手。
とりあえず有線でつないでアンプのゲインを確認。出力2Wでもそれなりに鳴る。ツイーターは15x25mmの手持ちの小型スピーカーを使うことにした。
底部に振動スピーカーを配置。なるべく重量バランスが均一になるようにレイアウトを考える。
6mm厚のファルカタ材を切り出してスピーカーボックス作成。もう一つのアンプは振動スピーカー用にモノラルに改造。CRでローパスを組んでみたが出力が落ちるのでやめた。
細かなところは現物合わせ。充電をどうやるか、箱を開けられるようにするか、マイクロUSBのコネクタを外に出すか、しばし思案。
とりあえず電源は輪ゴムで止めて、裏蓋も仮止めでとにかく鳴らすこと優先。
いろんなものに乗せて試してみる。ガラステーブルはキンキン響く。
電子レンジはいい感じに低音が出る。2.4GHzが干渉するかと思ってチンしてみたが、平気で鳴っている。
台所ではこのゴミ箱が一番良かった。ゴミを捨てたらもっといいかもしれない。
さて今日は終わりにして風呂に入ろうとして思いついた。ユニットバスは完ぺきなスピーカーボックスではなかろうか。濡れないようにジップロックに入れて床に置いてみると...笑っちまった。むちゃくちゃ低音が響く。ベーシストが浴室にいるみたい。
で、そのまま入浴。湯船につかりながらBill Evans Trioのアルバム一枚楽しんだらのぼせてしまった。
風呂場ならBoseに勝ったかも。
土星撮影の準備 [工作・修理]
Qcam S7500のピント位置をもっと前にしたいので、Death Star風にバッサリ切り落とした。
以前たぎちゃんに作ってもらった31.75スリーブを短く切りだし。
こんな感じでパテで埋めるつもり。
基板にラップをかぶせてスリーブを乗せて、ねったパテをぐいぐい詰める。
パテが固まるまでの間に20mm角のアルミ棒を台形に切って、穴をあけてM6のタップを切る。
R200SSのオリジナル鏡筒バンドは強度的に不安だったので、このアルミブロックを左右にねじ止めして補強。かなり剛性が上がったはず。
そして日没を待ったが土星は雲間からちらりと顔を出したのみ。ひそかにポチっておいたバローレンズの画角に導入する間もなく沈んでしまった。来週末の原村星まつりでリベンジ。
フーコーテスタ [工作・修理]
フーコーテスタを作ってみた。ナイフエッヂはカッターの刃。少し擦って刃先の凹凸を平らにした。光源は100均のランプから白色LEDを摘出。1kΩの半固定で輝度を調節できるようにした。X-Yステージはいただきもの。ありがとうございます。
R200SSの主鏡を使って実験。とても繊細な位置合わせが必要で使いこなしは難しい。しばらくいじっているうち円錐形の反射光を焦点の前や後ろで切る感じを体感できるようになってきた。それにしてもR200SSの反射鏡は教科書通りの放物面に見える。これでピンぼけ天体写真を量産しているのは自分の腕が悪いのだと認識した。
Tortillero その2 [工作・修理]
トルティーヤプレス治具のその後の話、先週投稿するのを忘れておりました。
当初プレス板のギャップを3mmにしたが、ヒンジのガタも考慮して0.5mmぐらになるようヒンジをつけなおした。
そば粉を直径40mm程度の団子にして実験。
レバーの反対側を少し飛び出させてあるので、レバーを左手で持ち上げて垂直に保持していなくては、プレートを正しくセットできないというフールプルーフ。自分の手をプレスしようとしても一人ではできません。
直径15cmに伸びた。ということは厚さは1mm以下になっているはず。
さっそく一枚焼いてみたところ薄焼き煎餅のようになった。どう食べていいのか分からずリンゴなど乗せてみたが、こりゃ違う。
もう一枚は刻んでゆでてそばにした。結構いい感じのそばになった。こんな打ち方もあり?
なぜまともなトルティーヤを作らないのかと問われるかもしれないが面白いのでもう一つ実験。切り餅をレンジで柔らかくしておいて押しつぶしフライパンで焼いてみた。これはまともな煎餅、しょうゆとみりんを塗るとうまかった。
OAG9と直焦ワイドアダプタでの視野回転 [工作・修理]
直焦ワイドアダプタのローレットネジがオフアキシスガイド用の接眼アダプタと干渉してカメラの画角を60度ぐらいしか回すことができなかった。
そこでローレットネジの1本を短めの普通のネジに交換してみた。狙いどおりネジの頭が接眼アダプタの下をくぐることができた。OAG9の固定は2本のローレットネジで十分。ピント位置もずれない。
これでカメラの向きを90度以上回すことができるようになった。簡単なことなのでとっととやっておけばよかった。これでM42とM45を行ったり来たりするのが楽になる。
iPhone5スタンド [工作・修理]
同時進行で製作していたものがもう一つ。手ごろなiPhone5のスタンドが出回ったらジムニーのセンターコンソールに備え付けようと思っていた。Lightningケーブルの認証チップがネックなのか、なかなか普及しない。無いなら作ってしまえ。
iPhoneをラップにくるんでLightningケーブルとオーディオプラグを挿入。
プラ用エポキシパテを適量練って両側からぐいぐい押しつける。
1時間で実用強度。
12時間経過して手ごろな硬さになったところで、カッターではみ出したところを削り落とす。
バンパーを装着したiPhone5にぴたりとはまるように整形。
アルミアングルを切り出して枠を作る。夏場にエアコンの冷風をあてられるように隙間を作っておく。
コネクタをビス止めして、枠に沿わせてiPhone5を滑り落とせば、
ちょっと固いがぴたりと収まった。見た目は悪いが原型は完成。
iPhoneとXperiaを行ったり来たり世代交代は何回目か忘れたが、ジムニーに取り付けるのは来週へ。
Tortillero [工作・修理]
トルティーヤの生地をプレスする道具をトルティェロというのだそうで、頼まれたわけじゃないけど作ってみる。というわけでベランダ天体撮影中にビール飲みつつ作図した。
強度に不安はあるもののホームセンターで入手できる木材で一番堅そうなパイン集成材の板とラワンの角棒が材料。例によって大物のカットはプロにお任せしてしまう。
厚さ3mmの鉄板を挟んでギャップを確保しつつ、ヒンジをねじ止めする。
仮組み。
木ネジの頭はダボ木で隠して完成。
さあ使ってみよう。
ポップコーンの材料のトウモロコシがあったのでミルで挽いて粉にする。
粗いけど粉末になった。
粗いトウモロコシの粉だけでは不安だったので、同量の小麦粉も投入。塩とオリーブオイルを少々。
直径10cm、高さ3mmの円柱と同体積の球の直径は44mmのはずなので、ゴルフボールとほぼ同じ大きさ。
ラップではさんでセットし、
グイッとレバーを押すと、いとも簡単に押しつぶせた。板が少ししなうようだが強度的には問題なさそうだ。
計算通り直径約10cmにきれいに丸くなった。
しかし3mmは厚すぎたようだ。焼いて具を包もうとすると割れてしまった。味はまさしくコーンフレーク。
生地は厚さ1mmで直径15cmぐらいに伸ばしたほうが良いようだ。プレス面の硬度を高めるためにも1mm厚のアルミ板を両面に貼るのが良いかも。というわけで改良は次週に続く。
LXU-OT2の改造(その2) [工作・修理]
とりあえずL2をはずしてMC34063を切り離し、手持ちの安定化電源で外部から12Vを加えてみた。
5.5kHzや11kHz付近にあったノイズは消えてTHD+Nも2.5dBぐらいまで改善した。この状態でノートパソコンのヘッドホン出力と聴き比べてみると、LXU-OT2のほうが低域が伸びているようなモコモコしているような。悲しいことに無音時のノイズはノートパソコンのヘッドホン出力のほうが断然よい。
PCM2704の実力はこんなところだろうか。これ以上いじってもUSB-DACは自分的に用途がないので、申し訳ありませんがこれにてLXU-OT2の改造は終了とさせていただきます。